2024年11月7日から月干支 【乙亥】
四柱推命で使うのは「節月」なので毎月1日に月干支は変わりません。
大体毎月5日~7日くらいで月干支(月の運気)が変わります。つきかんし又はげっかんし、と読みます。しかし運気はその日その時間にピ!と変わるわけではないので大体1日から移っていくなあくらいの感覚です。
そんなわけで2024年の11月7日から、【乙亥】という月になります。読み方は【きのとい】です。
二十四節気だと【立冬】です。そう、もう冬!!
【亥】という十二支がついてます。11月は亥月。冬の初めを表す地支です。
亥という地支の中にも陰陽×五行は存在しています。つまり干を含んでいます。これを【蔵干(ぞうかん)】と呼びます。(対して乙は天干(てんかん)という)
亥の中にある蔵干は 甲きのえ・壬みずのえ(戊つちのえ) です。
木・水 の2つの五行を含んでいて、メインは「水」の五行です。(戊の土の五行はほぼないという考えを私は採用しています)
亥のイメージ
【乙亥】を見ると、長野県安曇野の大王ワサビ農園の景色を思い出します。
清流に生えるワサビの葉っぱたち。クレソンやワサビなど、清流にしか生息できない清々しく希少な植物、といったイメージです。
単純に初冬の草花という言葉から、シクラメンやポインセチアなど寒さに強く周囲の色彩がなくなる季節に彩をもたらす存在、ともイメージできます。
今月は清流に生え周囲に彩をもたらす草花のような月になるでしょうって言われても は? ってなるわけですね。
ではここで【乙】の気持ちになってみると
・あえて他の植物が枯れる季節を選ぶオレ
・逆にいうとみんなが心地い環境だとイマイチ良さが発揮できないマイノリティ
・少ない日照時間で頑張る省エネ体質
・厳しい季節にみんなの心を和ませてあげたい
みたいな感じですか。ですか?
察するになかなかストックなところがあり、みんなと逆に張るギャンブラー気質もありつつ、素朴な優しさを持つような雰囲気、というのがイメージできます。一人で頑張るよりも、戦略的に周囲と協力する、みたいな印象もあります。
月干支は「その人の今月の運勢」ではありません。「社会全体の雰囲気」となります。
その雰囲気を吸って浴びて自分はどんな今月かな、というのを下に「日主別」一言アドバスとして書いてみますね。いつもnoteのほうに書いてて誰の参考になってんのかな、と思ってたんですけど、「いつも読んでます!」という声をいただいて嬉しかったので今月も書きます。
命式はネットで【命式無料】と検索すると調べられます。【日主】とは【日柱の天干】のことです。
甲さん 駆引きや計算で動かなければいけないシーンも多くなりそうですが、これまで築いてきた信頼関係が物事の結果を左右しそうです。
乙さん 自分の直感を信じて。熟考や優柔不断は今月の雰囲気ではないです。シンプルな思考、あっさりさっぱり、正面突破。
丙さん ふと手に取った本からインスピレーションを受けることがありそう。気になった言葉はメモをしておきましょう。後先考えすぎずに「今」に集中。
丁さん あれもこれもやっちゃってーみたいな今月。一足先にウィンターバケーションをどうぞ。それが無理なら通勤通学ルートを変えてみましょう。ルーティンに変化を。
戊さん 真面目にやってるのに真面目にやってくんない?とか言われそう。でもそのままで大丈夫です。あなたは間違っていない。時代があなたに追いついていないだけ。
己さん 今月は縁の下の力持ちに徹してください。相手に花を持たせてあげる。という挑戦。
庚さん ロマンティックな展開。運命の出会い。誠実さが良いご縁のトリガーとなります。あまりがっつかないこと。
辛さん 調子が悪い日は人の目が気になって人疲れしそうな今月。一方で不用品が思いがけず高額で売れることも。周囲のニーズによく気が付く月。
壬さん 頭の回転が速すぎていつもの倍速で仕事が捗りそう。今月の努力は必ず身に付きます。合間に美容に力を入れてリフレッシュ。
癸さん 自己顕示欲の塊になりそうな今月。でもそれで良いです。「私のやりたいようにやる!」「私を見て!」堂々と。楽観的に。