2024年7月6日から月干支 【辛未】
四柱推命で使うのは「節月」なので毎月1日に月干支は変わりません。
大体毎月5日~7日くらいで月干支(月の運気)が変わります。つきかんし又はげっかんし、と読みます。しかし運気はその日その時間にピ!と変わるわけではないので大体1日から移っていくなあくらいの感覚です。
そんなわけで2024年の7月6日の23:15から、【辛未】という月になります。読み方は【かのとひつじ】です。
二十四節気だと【小暑】です。全然小さくないですけどね。ここ最近の暑さと言ったら・・・
【未】という十二支がついてます。十二支についてはおいおい記事にしていきますが、7月は未月。ひつじの月。毎年変わりません。未は7の数字代わりです。
未の中にも陰陽×五行は存在しています。つまり干を含んでいます。これを【蔵干(ぞうかん)】と呼びます。(対して辛は天干(てんかん)という)
未の中にある蔵干は 丁ひのと・乙きのと・己つちのと です。
つまり 火ひ・木き・土つち の3つの五行(すべて陰)を含んでいるということです。
ただ、メインの五行は土です。火で熱く乾いた土、というイメージ。この「イメージ」は四柱推命ではとっっても大事。
未のイメージ
【辛未】という月は砂漠に転がっている宝石、という感じ、はおわかりいただけますでしょうか・・・
ちょっと日本ぽくないですよね。同じアジアでも大陸の感じがあります。
記事が長いんですけど、続けますね。
今月は宝石が砂漠に転がっているような月になるでしょう♪って言われても は? ってなるわけですね。
ここで【辛】の気持ちになってみます。
私は砂漠に転がっている宝石。
暑い
でも耐える
だれかに見つけてほしい
けど砂まみれで見つけてもらえない
誰か通りかかってくれないかな
暇だし砂粒の数でも数えるか
夜は夜で寒い
でも耐える
暇だし新しい星座でも考えるか
結局、は?って感じなんですけど、なんとなく、「耐えてる」感はわかってもらえますでしょうか。耐えながらも知的欲求は働いている感じ。
辛にとってて土の五行と火の五行は知恵であり試練なんですよね。より硬度と純度を練りあげるための土と火。
そのイメージから、今月は「浮かれた夏のはじまり!」というより「真面目な夏。」という雰囲気かな、というのを私は感じます。じっと、自身の内面のレベル上げに徹する今月。
さらに年干支の【甲辰】と合わせてみても、土の五行が強く、辛と甲の相剋で、「何事も地道にコツコツ」といった印象も強くなります。
こういうイメージの読み取りかたの違いが鑑定結果の違いになってきたりするので、「宝石の気持ちになってるきのこ気持ち悪い」と思ったら、私には鑑定を申し込まない方がいいわけです。感性が違うと欲しいアドバイスがもらえない可能性が高いので。
占い師さんの選び方に話が逸れましたが、月干支の話に戻すとこれは「その人の今月の運勢」ではありません。「社会全体の雰囲気」となります。
その雰囲気を吸って浴びて自分はどんな今月かな、というのを下に「日主別」一言アドバスとして書いてみますね。いつもnoteのほうに書いてて誰の参考になってんのかな、と思ってたんですけど、「いつも読んでます!」という声をいただいて嬉しかったので今月も書きます。
命式はネットで【命式無料】と検索すると調べられます。【日主】とは【日柱の天干】のことです。
甲さん 真面目であることを控えめにアピール。ラッキースポット:滝とかシャワーとか水浴びできるところ。ラッキーアクション:知的なふるまい
乙さん 地味に忙しくても素直さを大事に。黒い服を着る。魔女の宅急便キキのイメージで。
丙さん お節介かもしれないけど・・・と思うことはお節介な可能性が高そう。親しき中にも礼儀と適切な距離感あり。
丁さん ボーナスが出たからとか、暑いから仕方ないよね、とかなんだかんだ理由をつけて散財注意。ただ美しくあるためには使って吉。
戊さん 自分の才能に惚れ惚れしそう。傾聴を心掛けてみてください。
己さん なんかしらないけど幸せオーラがだだ漏れて目立ちます。今月は好きなことだけ過ごしてよし。と、自分を許す。本能に従う。
庚さん 面倒くさいことを人に押し付けると後から返ってきます。まずは自分からお手本を示す姿勢を。
辛さん 口には出さないけど実は自分は人より優れている、と感じるところはその通りなのでもう隠さなくていいです。そのままの自分を受け容れる。
壬さん あなたがいないと今月は社会が回りませんのでみんなのお母さんのような活躍を期待します。
癸さん 手ごたえを感じなくても今月は一点集中で。ゾーンに入ったときに何かが降りてきそう。