陰と陽は常に対、と前回の記事で書きましたが、対でもあるし、実際には「まじりあって」存在しています。
有名な陰陽太極図は、黒い勾玉の中に白い○、白い勾玉の中に黒い●が存在していて
陰の中には陽があり、陽の中には陰があることを表しています。
陰陽太極図ってマーブル柄のスーパーボールを真ん中で切った断面図みたいな感じで、実際の陰と陽は立体的にもっとぐるぐるにまじりあって存在していると思うんです。
熱さの中に冷たさがあり、闇の中に光があり、夏の暑さのなかに小さい秋があり、働いてるように見えてネトゲしてる、みたいな。(最後ちょっと違う)
命式を読む時も
陰が多めだから「暗い性格ですね」「消極的ですね」「受け身ですね」
陽が多めだから「明るい性格ですね」「積極的ですね」「攻撃的ですね」
と、はっきりと分けられるものではない、という感覚は大事だと思っています。
それは占いに限らず。
ただ、占いでお金を払ってみてもらって
「んー、まあ、今彼も元カレもどっちもありっちゃありっすね」
って言われても「はあ。」ってなるじゃないですか。
そこははっきり「今彼でも元カレでもない!!」と言ってもらえる方が背中は押してもらえますよね。お金を払った満足感もある。
そういう占いのテクニックとして、占い師は断言することもありますけど、
「あなたは男運が悪い」
と言われても、【悪い】の中には【良い】が常に存在している、という【自然の理】を知っておくのはとても大切な事だと思って、記事にしてみました。
というわけで今回は【今彼のなかに元カレがある】【陰の中に陽はあり、陽の中に陰はある】というお話でした。
休日があるから平日がある