10月8日から【甲戌】きのえいぬ

2024年10月8日から月干支 【甲戌】

四柱推命で使うのは「節月」なので毎月1日に月干支は変わりません。

大体毎月5日~7日くらいで月干支(月の運気)が変わります。つきかんし又はげっかんし、と読みます。しかし運気はその日その時間にピ!と変わるわけではないので大体1日から移っていくなあくらいの感覚です。

そんなわけで2024年の10月8日から、【甲戌】という月になります。読み方は【きのえいぬ】です。

二十四節気だと【寒露】です。日の出が遅くなり、朝のひんやり感に早くも冬の気配を感じ始める頃。(であってほしい)

陰陽×五行=干(かん)です。

甲は 陽×木の五行 の干です。

木は木でも樹木に象徴されます。

【戌】という十二支がついてます。10月は戌月。秋の終わりを表す地支です。

戌という地支の中にも陰陽×五行は存在しています。つまり干を含んでいます。これを【蔵干(ぞうかん)】と呼びます。(対して甲は天干(てんかん)という)

戌の中にある蔵干は 辛かのと丁ひのと戊つちのえ です。  

金・火・土 の3つの五行を含んでいる雑気でメインは土。乾いた土の性質を持ちます。

戌のイメージ(犬じゃなくてリャマがいますね)

【甲戌】は乾いた固い土地に生える秋の樹木、といったイメージの干支です。

単純に晩秋の樹木、ということで紅葉している美しい樹木、というイメージでもあります。

今月は乾いた固い土地に生える紅葉が美しいの樹木の月になるでしょうって言われても は? ってなるわけですね。

ではここで【甲】の気持ちになってみると

・土が固いな

・根っこのばすの難儀だな

・樹木としての生命力のピークはすぎたな

・だけど今は今で次の世代に命をつなぐ美しさに溢れてるオレ

みたいな感じですか。ですか?

察するに人の目につかぬところでの辛抱強さや我慢強さを持ち、決して諦めない根気強さもあり、どこか達観したところがあり、華やかさもあり、といった感じでしょうか。美しいその紅葉姿で人気者でもありそうです。

月干支は「その人の今月の運勢」ではありません。「社会全体の雰囲気」となります。

さらに今月は年干支の【甲辰】と【納音なっちん】という特別な月になるため、やる気は十分なのに邪魔が入る、順調に言っていたことがひっくり返る、みたいなこともありそうな今月。こう書くとなんかしんどい感じしかありませんが、物事が白紙に戻って大変だったけど、結果やり直しになってよかったね、という作用も納音にはあります。何かそういった「白紙に戻る」的なことがあっても「これでいいんだ」と執着しないことで物事が好転していきます。

以上が年干支と合わせてみた今月の「社会の雰囲気」ですが、その雰囲気を吸って浴びて自分はどんな今月かな、というのを下に「日主別」一言アドバスとして書いてみますね。いつもnoteのほうに書いてて誰の参考になってんのかな、と思ってたんですけど、「いつも読んでます!」という声をいただいて嬉しかったので久しぶりですが今月も書きます。

命式はネットで【命式無料】と検索すると調べられます。【日主】とは【日柱の天干】のことです。

甲さん ソロプレイが捗るときだけど、周りには一人で頑張るあなたの助けになりたいなってそわそわしてる人がたくさんいるみたいですよ。

乙さん 今年仲間と頑張ってきたことがあれば一つの結果がでるかも。綿密な計画で暗躍。

丙さん オタク心と秋の空。深まる、マニアック、秋葉原。みたいな感じの月。推しを俯瞰することでの気づきが多い。

丁さん 「知的で魅力的な自分」。魅せ方を学ぶ。演出のための小道具にメガネは必須。秋のファッションに取り入れてみてください。

戊さん 次から次にタスクが降ってきて「うおおおおおおお\(゜ロ\)(/ロ゜)/」となりそう。重心を下に、土台を安定させるイメージで乗り越える。

己さん 自分が評価されていることはわかる、わかるんだけど、ちょっとみなさん私のこと過大評価しすぎでは?頼りすぎでは?と感じたら素直に助けてという。甘える。可愛がられる。

庚さん 新しい交友関係が広がる。陰で「ご意見番」とニックネームが付けられる。それに応える達観した姿勢が金運アップにつながる。

辛さん 地味と派手の同居。水面下で必死に足を動かす白鳥のような今月。苦労を人に見せない。凛とした佇まい。

壬さん 素晴らしい気遣いで民から慕われるけどそれ以上に気苦労の多いプリンセス気分。ドレスとコルセットを脱いだら思いっきり深呼吸してリラックスする時間を取りましょう。ラッキーアイテム:バスソルト

癸さん いちいち気になる。とにかく気になる。細かいことが気になる。いっそ徹底的に細部までこだわる。