こちらの記事の続きです。
地支の害
害とは支合の作用を弱める地支のことです。
支合は以下の組み合わせでした。
子丑 寅亥 卯戌
辰酉 巳申 午未
という組み合わせ。基本的には仲良しの地支同士で、お互いにストレスのない結びつきといわれます。ただし、「結び付く」ので「縛り合う」と表現する流派もあります。「付き合って間もない恋人同士」みたいな印象を個人的には持っています。
害は微妙な三角関係みたいな感じ
支合が「付き合って間もない恋人同士」だとしら。
害は「邪魔者」みたいな感じ、と、私は理解しています。理由は以下の通り。
- 「害」は「合」が成立するどちらかの地支と「冲」の関係
- 「合」の結びつきを弱める
例えば「子丑の合」というカップルがカフェデートをしているとして。
そこに「子」と「冲」する「午」がたまたま隣の席に案内された場合。という設定で説明すると。
「ねずこちゃん(子)」は「うまえ(午)」とすっごい仲が悪いんですよ。大っ嫌いなの。「うまえ」って、なんかいっつも自分の彼氏にちょっかい出してくるし、クッキングパパでいうところの夢子さんみたいな、女子からすると彼氏・旦那さんと会わせたくない女子なんだよなあ…と、「ねずこちゃん」は思ってるわけなんですね。
そんで「うしお(丑)」も「ねずこ」が「うまえ」と仲悪いの知ってるから気まずいんですね。チラチラ見ちゃうんですよ。「うまえ」のことを。目の前の「ねずこちゃん」に集中できないんです。
みたいな感じで「合」の結び付きを「冲」の作用で「害」するわけです。それが「地支の害」です。…理解できます?(笑)ちなみにこの例でいうと、「うしお(丑)」にとっての「うまえ(午)」が害です。
「うまえ(午)」には「ひつじろう(未)」っていう彼氏がいるんだけど、「ひつじろう」も「うしお(丑)」と目が合うとメンチの切り合いが始まっちゃうので「うまえ」も「ひつじろう」とのデート中には「うしお」とバッタリ会いたくないんですよ。
つまり、「ひつじろう(未)」と「うしお(丑)」が「冲」、ということですね。「午未」が「合」、「午丑」が「害」です。
害の組み合わせをまとめると
子未 丑午 寅巳
卯辰 申亥 酉戌
「害」はその性質上、単に「この組み合わせが害」というよりは「どの合を害してるのか」という視点で覚えた方がいいかと思います。
子未 丑午
→子丑の合、午未の合を害
寅巳 申亥
→寅亥の合、巳申の合を害
卯辰 酉戌
→卯戌の合、辰酉の合を害
面白いのが「卯辰」の害と「酉戌」の害ですよね。
「方合の半会」で一見仲良さそうだけど、「お互いの彼氏・彼女が出来たとたん連絡控える友達」、みたいな関係に、個人的には見えてます。※個人的感想ですよ
命式や後天運で「害」があると・・・?
「支合の結び付きを弱める」ので、その支合が五行のバランスにどう影響しているか、を私は見るようにしています。
例えば「子丑」の合を命式に持っている場合、命式の温度がすごく低くなるんですよね。なるし、湿っぽい。
なので、天干に壬とか癸とかお水の五行で偏り過ぎてる場合は「子丑の合」を弱める「午の害」は、中庸を目指すセオリーでいくと歓迎される「害」かと思います。悲観的で考えがまとまらない、いつも勢い任せで動いてしまう性格にやる気と計画性と自制心をもたらしてくれる作用がある、と読みます。
倦怠期のカップルにちょっと刺激になる害ですね。(ですか?)
ただ、安定してる性質(合)を揺るがす作用には違いないので、「思いもよらないことがきっかけで」何かしらの変化が起こるのが「害」なのかなと、自分の経験と鑑定でお話を聞いたなかからそう思います。
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